はもちょのブログ

岡山在住アラサー女が、好きなものや場所、日々感じたことをつづるブログです。

器用貧乏の良い子ちゃんが人生に詰む

28歳にして思うこと。

 

「なんにでも興味があるし、なんでも楽しめる」は、

「何に対してもそんなに強い情熱やこだわりをもっていない」だったっていうこと。

 

なんでも平均点以上にすぐこなせてしまうから、問題のない良い子ちゃんだった。

大きな挫折もしたことない。

なんとなくできちゃって、飽きちゃって、次に興味が移ってやめる。

 

挫折体験もないから忍耐もない。

新しいことに挑戦して、すぐにそれなりにできるから、ひとつのことを継続するよりそっちの方が楽しい。

自分の新しい可能性が見える感じがするし。

「継続の力」を知らない。継続することの旨味より、新しいことに手を出す旨味を覚えている。

 

結果、私には何にもありません。

 

勉強がまんべんなくできて志望校に難なく受かることより、

誰に対しても愛想よくそこそこうまく付き合えることより、

いろんなことに興味をもって楽しめることより、

試験に受かって堅実な職につけることより、

もっと大事にしておくべきことがあったってはっきり分かる。

 

人一倍情熱をもって取り組めるような好きなことを見つけて、

打ち込んで、特技にすること。

日本一じゃなくていいから、クラスで一番くらいには。

 

趣味欄も特技欄もスッと書けないようになるのが一番詰む。

 

将来仕事で躓いて、思うように働けなくなって、自分が生きていく手段を見つめなおした時、ゾッとするよ。

私には何もない。稼ぐ術がない。情熱をもって努力できるものもない。

じゃあどうすればいいのか。

そりゃあ、暮らすだけならいくらも暮らせるかもしれない。

けど、私って、こんなになにもないのか。

 

空っぽ。

 

おまけにスマートフォン依存気味になってからは、空っぽ化が加速した気がする。

興味のあるものをザッピングするように次々とみて、

新しいものへの興味を満たして、洪水のようなインプットで頭を満たして。

 

昔は新しいことを次々やってまた次に移っていたところが、

ついには自分で何にもしないまま、インプットだけして終わるようになっちゃってるかも。

 

私の24時間。

 

情熱をもって好きなことをしている誰かの24時間。

 

・・・

私は少し前に鬱になり、今はまだこんなどん底気分ですが、

まだ28歳と考えて、自分の人生を立て直せるように頑張りたい。