リングフィットアドベンチャーを3日坊主+運動習慣なしのアラサー女がやってみた感想
任天堂から10月18日に発売された、リングフィットアドベンチャーというゲーム。
ガッキーが出演しているCMでご覧になった方も多いと思います。
どういったゲームかは以下の公式サイトで見てみてください。
普段運動不足すぎてどうにかしないとやばい、身体動かすのは嫌いじゃないけど歴戦の三日坊主王の私にはシンプルに運動するだけっていうのは絶対続かない…。
ジムに行くのが良いんだろうけど料金が高すぎる…元を取るためにたくさん通わなきゃいけないけど、なんだかんだ理由をつけてサボる気しかしない…。
そんな私は、もともとゲーム好きということもあって、このリングフィットアドベンチャーに喜んで飛びつきました。
というか、もともと同じくNintendo Switchから発売されていたフィットボクシングというゲームも買っていたんですね。それがなかなか良かったので、「ゲームで運動」というこの路線は自分に合っていると思っていたのでした。
フィットボクシングとの比較もそのうち書けたらなと思います。
ということで、10月18日の発売日当日にゲットして本日11月5日まで…
果たして続けることができたのか、そしてやってみてどうだったのか、さっそく書いていきたいと思います。
1.ストレスなく続けられるきめ細かい仕組みがたくさん!
歴戦の3日坊主王の私が、なんと、続いています!ほぼ毎日、無理なくできています。やらなきゃ…じゃなくて、自ら軽い気持ちでやってます。
しばらく触ってみて感じたのは、「さすがの任天堂クオリティ!」というものでした。
わくわくするビジュアルや音楽、気持ちの良い操作性などは安定の任天堂という感じですが、
運動をストレスなく続けられるきめ細かな気遣いのようなものが随所にあって、それがすっごく良いです。
(1)ドタバタして下の階に気を遣わないで済む
たとえば、このゲームではふとももにコントローラーを装着して、その場でジョギングのように脚を動かす必要があるのですが、マンションなどに住んでいるとあまり思い切ってドタバタできないですよね。
そういった場合には「サイレントモード」に切り替えると、実際に走らなくても、控えめなスクワットのように膝を上下させる運動で代えることができます。
上で触れたフィットボクシングも、途中から脚の運動が必要になるのですが、結構ガチで動かないと反応してくれなかったりして、でもうちはアパートの2階なのでどうしても控えめに動かないといけない…そういうストレスがありました。
そのため脚の運動が出てこないメニューをやりたいと思うのですが、デイリーモードというメインのコース(毎日自動でセットメニューを作ってくれる)をやってるとどうしても出てきちゃうんですよね。脚の運動を除いてメニューを組んで!ということが難しかったんです。
その点、リングフィットアドベンチャーは融通が利く印象があります。
まだやってみてはいないのですが、自分だけのセットメニューを完全オリジナルでカスタムするモードもありますしね。
(2)運動サポート機能で特定の部位への負担を避けることができる
また、サイレントモードのほか、特定の部位に負担がかかる運動を除くという機能もあります。
たとえば、腰痛持ちだから腰にくる運動はちょっと怖いけど運動はしたい…という方は、「運動サポート機能」という設定を行うと、ゲーム中に出てくる動きの中で、腰に負担のかかる動きをボタン操作に代えてくれます。
腰以外にも、膝とかお腹とか、いくつかの部位が選べたと思います。
実際に、うちの旦那が軽い腰痛持ちなのでこの機能を使ってみていました。結果、腰の場合だけかもしれませんが、思いのほかたくさんの動きがボタン操作に置き換えられてしまったので止めて通常モードにしていましたが…。
旦那のように、軽い腰痛ならこの機能を使うことなくできるかもしれませんが、確実に「あった方がいい」素晴らしい機能だなと思いましたね。
(3)毎回運動負荷をチェックして快適にプレイできる
また、細かいなーいいなーと思うのが、毎日運動負荷のチェックができることです。初期設定の時に、自分の情報や運動の目的などを答えることで運動負荷が設定されるのですが、その設定をプレイするたびに見直すことができます。
ゲームを起動してプレイしようとすると、「前回の運動はどうでしたか?きつかった?」みたいなことを毎回聞いてくれるんですね。
そしてその場で運動負荷の設定を変えることができるんです。
自分で設定の画面に行って変更するのとはやっぱり違うんですよね。ちょっとしたことなんですけど、よりストレスフリーというか…。
私は2日目で少し運動負荷を上げてもらって、今ちょうどいい感じです。5日目くらいで、今度は「毎回運動負荷のことを聞かれるの正直めんどくさいですか?」みたいなことを聞かれて、ちょっと笑ってしまいました。
たぶん「めんどくさい」と答えると次からは聞かれなくなるんでしょうね。きめ細かく、そういう細かいとこにもいちいちユーモアがあって、かわいいです。
まだまだ感心したポイントはあるのですが、以上のような細やかな設計で、運動習慣の大敵であるストレスをできるだけ排除しようとしているなあと感じました。
2.あれっ、私これ結構ガチな筋トレしてない!?
次に言いたいのは、やろうと思えば結構きつい筋トレできるよこれ!ということです。
リングコンを最初に触って押してみたときから「あっ…」って察しましたが、かなり筋肉にきます。正直きついです。
もちろん運動負荷を調整すれば必要な運動の回数を減らすことができますし、リングコンの押し引きの強さも最初に調整することができます。
なので筋力のないひとでも楽しく続けられるようにはなっているのですが、動きそのものは結構ガチの筋トレです!(笑)
「ひぃ~~~」って言いながらやってます。ガッキーのCMのようにふわふわしたおしゃれな雰囲気ではできません。
でも、アドベンチャーモードやミニゲームモードで文字通りゲームとしてできますので、楽しいです。
アドベンチャーモードで一面をクリアした後には自分がした運動の記録が一覧で出てくるのですが、それを見ると「すごい私筋トレしてるやん!(笑)」とびっくりします。
これだけの運動を普通にひとりで家でやろうと思うと絶対できないのに、ゲームで冒険しながらだとできる…素晴らしいですね。ありがとう任天堂。
3.ミニゲームはシンプルに楽しい!
先ほどから触れていますが、ミニゲームというモードもあります。
これは1回数分の短時間でいろんなゲームをして、記録を残していけるもので、その場で家族や友達と一緒に競ったり、ネットにつないでいれば世界中の人のランキングに参加することもできます。
どんなゲームがあるかは下記の公式ページを見てみてください。
これを旦那とやったりしているのですが、結構盛り上がりますし、笑えます。早く友達ともやってみたいな。
中には「関口宏の東京フレンドパーク」や「VS嵐」を思い出すようなゲームもあり…それを実際に身体を動かしながらできるのでそりゃ楽しいわって感じです。
4.買って「ちょっと失敗したな」と思ったこと
これはゲームの内容どうこうじゃないんですが、個人的に感じていること。
リングフィットアドベンチャーには専用のリングコンとレッグバンドがあるので、普通に手に入れようと思うとそれらのコントローラーとソフトがセットになったものを購入することになるんじゃないかと思います。私もそうしました。
でもこれ、後から知ったんですが、コントローラー+ソフトのダウンロード版という組み合わせで買うこともできたんですね。
ニンテンドーストア限定で発売しているみたいです。少し割高みたいですが…。
でも、上述している通り、運動習慣をつけるにはできる限りストレスを排除することが大事だと思うんです。
…ソフトの入れ替えって、地味~に面倒くさくなってくるんですよね。普段からスイッチでゲームをしている人ならなおさらです。
ソフトの入れ替えなんてほんの10秒で終わることだろ!と思いますが、その10秒が大きいんですよね。今はまだ楽しいですから続けられていますが、そのうちもしもちょっと面倒くさくなってきたら、この手間が響いてくると思うんです。
これから購入される方はダウンロード版を検討してみてはいかがでしょうか。以下から購入できます。
5.まとめ
以上、リングフィットアドベンチャーの感想でした!
さすがの任天堂クオリティで、楽しく、一方で筋肉にはとっても厳しく(笑)、運動を続けられることができそうです。
しかしながら、3日坊主は乗り越えたとはいえ、まだ半月くらいしかたっておらず、ほとんどやっていないモードもあるので、今後も追って感想を書けたらいいなと思います。
興味のある方はぜひやってみてください!